タグ「ほのぼの10題」の検索結果
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《You Raise Me Up》ほのぼの10題〜10:例え明日が雨になっても
心が挫けてしまいそうなとき、振り向けばいつもそこにあなたがいた。真実も告げず、ただ静かに佇んであたしを見守り続けてくれた。あなたがいたから、あたしはこうして生きている。あなたがいるから、あたしはあたしでいられるの。たとえこの先にもっと困難なことが待っていようと、あたしは負けない。
2011.12.11-11:10
[ほのぼの10題][マヤ]
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《aube》ほのぼの10題〜09:鞄いっぱいの夢
女優になるため家を飛び出したとき、持ち出したのは身の回りの僅かな物だけだった。それでも小さな鞄には溢れんばかりに夢が詰まっていた。胸に灯る希望だけを携えて、東を目指して歩き続けた。あの日の夜明けの美しさは、今でもはっきり憶えている。今日は小さな鞄に愛を詰めて、あなたの元へと嫁ぐ。
2011.12.11-11:09
[ほのぼの10題][鞄][マヤ]
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《still blue》ほのぼの10題〜08:二回目の散歩
雨上がり。空を覆っていた雲は薙ぎ払われ、一面に目にも鮮やかな青が広がっていた。何の目的もなくふたりでブラブラ歩くのは、想いが通じてから今日で二回目だ。空気はひんやりと冷たく頬を刺すけれど、陽射しは穏やかであたたかい。指先を押し包む冷気も、あなたの手に包まれた瞬間ぬくもりを帯びた。
2011.12.11-11:09
[ほのぼの10題][手][マヤ]
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《月の出を待って》ほのぼの10題〜07:日が暮れる前に行けるところまで
久しぶりに皆既月食が観察出来るからと、あなたは当てもなく車を走らせる。日が暮れる前に辿り着いた街で、神秘的な月の満ち欠けに想いを馳せようというのだ。少年のような横顔でハンドルを握るあなたを見ていると、あたしまでドキドキと胸が高鳴る。冒険に挑む探検家のように、夜の訪れが待ち遠しい。
2011.12.11-11:08
[ほのぼの10題][皆既月食][マヤ]
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《木漏れ日が降り注ぐ場所》ほのぼの10題〜06:きらきら輝く
木枯らしが吹き始める初冬の昼下がり。秋の名残を惜しむ間もなく、人々は忙しなさに呑み込まれていく。街の色は既に瑞々しい生命の輝きを失い、すっかり褪せてくすんだ色に覆われていた。それでも僅かに残った常緑樹の隙間から、陽の光が降り注いでいる。きみの笑顔のように眩しくて、思わず目を瞑る。
2011.12.11-11:06
[ほのぼの10題][木枯らし][真澄]
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《HORIZON》ほのぼの10題〜05:水平線の、その向こう
薔薇色に染まる朝焼けの海は、何か新しいことが起こりそうな予感に満ちていた。今までずっと遠い存在だと思っていたあなたが、今は誰よりも近くに感じる。囁かれた言葉があなたの真実であるならば、この瞬間を永遠に閉じ込めてしまいたい。もっと強く抱き締めて、これが夢ではないと信じさせて欲しい。
2011.12.11-11:05
[ほのぼの10題][薔薇色][マヤ]
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《夕凪》ほのぼの10題〜04:夕暮れ時の海を見に行こう
「海が見たいな」と、唐突にきみが呟いた。それなら、とおれは車を走らせる。向かうは無論、伊豆の別荘。車は渋滞に巻き込まれることもなくスムーズに進み、日が暮れる前に到着した。赤く燃える太陽が海面ときみの頬を紅に染めながら沈みゆき、初めてふたりでこの海を見たときのことを思い起こさせた。
2011.12.11-11:03
[ほのぼの10題][太陽][真澄]
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《花盗人》ほのぼの10題〜03:花を摘みに
きみが美しく咲き誇る日を心待ちにしていたというのに、そうなる日を半ば恐れているおれがいる。もしも本当にそのときが来たら、きみに魅了されるのがおれだけではなくなるからだ。だから今夜、悪いムシが付く前に意を決して花を摘みに行こうと思う。そう、誰かがきみの抗い難い魅力に気付くその前に。
2011.12.11-11:02
[ほのぼの10題][真澄]
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《Fly Away》ほのぼの10題〜02:空に舞う綿毛を追いかけて
ふわふわと自由気儘に空を飛ぶタンポポの綿毛を、子どものように追い掛けていくきみ。軽やかでリズミカルな後ろ姿は、綿毛と一緒にそのまま空に飛んで行ってしまいそうに見える。掴まえようと手を伸ばしても、もうちょっとの所でスルリとかわされてしまう。きみをこの手に掴まえておくのは至難の業だ。
2011.12.11-11:01
[ほのぼの10題][タンポポ][真澄]
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《For Life’s Special moments》ほのぼの10題〜01:君のための一日
いつも舞台の上でキラキラと眩しいほどに輝きを放っているきみだけれど、今日はこれまでにないくらい最高に輝く一日になるだろう。何故なら、結婚式の主役は常に花嫁だと昔から決まっているのだ。純白の衣装を身に纏いおれの元までバージンロードを歩いてくるきみは、かつてないほど自信に満ちていた。
2011.12.11-11:00
[ほのぼの10題][花嫁][真澄]